部会開催模様

開催された部会の内容です。


日 時:平成22年10月12日(火曜日)
テーマ:セミナー「交通ICカードの概要と地域インフラとしての活用の可能性について」

開催内容:
今や、国内ではご承知の通り、SuicaPASMOICOCATOICAなど数多くの交通ICカードが地域生活の多くのシーンで多様に利用されています。当地区においても、名古屋鉄道名古屋市交通局などによるIC乗車券「マナカ」が来年2月にサース開始予定として発表されました。今回この「マナカ」についての計画の概要と全国での交通ICカードの活用動向について、お話を伺いました。

講師:一部 名古屋鉄道株式会社  経営企画部 サブチーフ  森下 喬 氏
講師:二部 株式会社メイテツコム 経営企画室 マネージャー 坪井孝祐 氏
場所:名古屋商工会議所3階 第4会議室

要旨:一部
1. manakaとは?(名前の由来)
 「日本の真ん中をつなぎ、くらしの真ん中をつなぐICカード」
2. 利用の仕組み、今後の展開
 交通利用(乗車券機能)や買い物利用(電子マネー機能)が繰り返し利用可能なICカード。
 名古屋鉄道名鉄バス豊橋鉄道名古屋市(地下鉄・市バス)・あおなみ線ゆとりーとラインで利用可能。
 平成26年度までに累計27万枚の発行を予想。
3. Felicaポケットを16ポケット用意
 ポイントクーポンや会員証などの多機能カードが実現できる。

要旨:二部
1. 地 域インフラとしての交通カードのメリット
 交通カードは常に携帯される率が高い特性を持っており、カードの利用増加が期待できる。
2. 対応端末例
 ハンディ端末、キオスク端末、ゲート、鍵(マンションの施錠・開錠)など
3. 他地域のICカードの活用事例
 加盟店ポイント:香川県高知県「めぐりん」(ポイントが消費者の購買に与える影響は大になっている。)
 スタンプラリー:福岡市交通局はやかけん
 児童見守り:四国中央市・・・下校時に保護者へメールでお知らせ  など

セミナー後、名刺交換もかわされ、参加頂いた方々の興味ある内容でした。